ガンブロの歴史

ガンブロの歴史は、ニルス・アルウォール教授により発明された最初の人工腎臓からすべてが始まりました。

その3年後の1964年、実業家のホルゲル・クラフォードはこの発明家と偶然出会い、アルウォール教授の考えに聞き入りました。クラフォードは大変感銘を受け、この救命装置の開発と、市場化を使命だと感じたのです。

開発作業はスウェーデンのルンドで始動しました。社名はGAMBROと名づけられましたが、これはスウェーデン語の“Gamla Brogatans Sjukvårdsaffär Aktiebolag". の省略形で、直訳すると“古い橋の街の医療提供会社”という意味です。

人工腎臓と透析機器の大量生産は、1967年に始動し、初の海外生産工場が、1970年代にドイツのヘッヒンゲンに建設されました。

過去30年間にわたり、幾度かの買収を経て、ガンブロの製品の種類とサービスの範囲を広げてきました。この間、Hospal(ホスパル), COBE(コーブ・ラボラトリーズ), REN Corporation, Vivra各社がガンブロ・グループに加わりました。またガンブロは米国での医療施設事業を米・透析会社のDaVitaへ売却したことにより、RENとVivra社はガンブロ・グループから分離されました。

Indap AB社(EQT社とInvestor社の合弁会社)は2006年4月にガンブロの株主に対して発行済み株式の取得金額を同社の株主に対して提示し、ガンブロの新しい株主体制は2006年6月にスタートしました。

ガンブロ・グループの沿革

2007 ガンブロ・ヘルスケア部門の売却により、業界で唯一、自社の透析クリニックを保有せず、腹膜透析、在宅透析、院内透析、腎疾患集中治療、肝疾患ケアなどの腎疾患領域の全てを網羅した製品に特化した国際企業となる
2006 IndapAB社がガンブロ・グループの新しい株主となる
2005 米国の透析クリニックを売却。DaVita、バクスター社と戦略的提携を締結する
2004 創業40周年を記念する
2001 ドイツに最先端の技術を駆使したダイアライザー生産工場を新設
1998 Incentiveがガンブロへと社名変更
1996 Incentiveの100%子会社となる
1991 スウェーデン ルンドにガンブロの透析クリニックが開設される
1990 COBE(1964年創立の米企業。腎疾患ケア、血液組成技術、心臓血管外科分野に携わる)を買収
1987 Hospal(SandozとRhone-Poulencの合併を以って1977年創立の欧企業)を買収しBiCart-cartridgeを発売
1983 ストックホルム株式市場へ上場
1977 フィンランドのヘルシンキで開催された腎疾患治療学会において、世界初のコンピュータ内臓の透析機であるAKI-10が発表される
1973 ドイツのヘッヒンゲンにて初の海外生産拠点を開設
1967 Ad-modum-Alwallダイアライザーが発売
1964 人工腎臓を開発、商品化した実業家ホルガー・クロフォードによってスウェーデンのルンドにガンブロが設立される