腎臓病とともに生きる - 腎臓

腎臓の機能

腎臓は1対の臓器で、それぞれが人のこぶし大でソラマメのような形をしています。 背骨の両側に1個ずつ、腹膜の後ろにある腹膜腔の背中側にあり、一部が下位肋骨によって保護されています。 老化、病気、傷害に対しても、機能をかなり維持することができます。

世の中には、腎臓が1つしかない方もいらっしゃいます。 その腎臓が正常に機能している限り、腎臓が1つだけでも、通常、問題は起こりません。

腎臓は泌尿器系の器官で、いくつかの重要な機能を果たしています。 最もよく知られているのは、尿の生成と有毒な老廃物の除去です。あまりよく知られていませんが、腎臓は、電解質濃度と酸塩基平衡の調整を行っています。 また、腎臓は何種類かの物質(ホルモンや酵素)を血中に分泌し、 例えば、エリスロポエチンは赤血球の生成に必要であり、レニンは血圧を調整し、ビタミンDは腸内のカルシウムの吸収に必要な物質で、骨の同化に重要な役割を果たしています。

腎臓が血液をきれいにする能力は、クレアチニン・クリアランスによって示されます。正常値は約120mL/分です。 しかし、何らかの症状が現れる前に、腎臓の機能がかなり低下している場合があります。 つまり、腎不全と診断されたときには、クレアチニン・クリアランスがかなり低下していることがあります。